「中編小説」
・媚薬

媚薬(前編)

 ←鬼子の嫁 1 →帰って来ましたとお知らせしつつ、また暫くお暇させて頂きますと言うお話です。
媚薬(前編)


「ん…♥やっ、痛…っ、あん♥」
「…っ!あ…♥神谷さん、神谷さん…っ♥御免…なさ、もうっ…もう終わります、…からっ。」
ブルリと身震いした総司の体感が伝播した様。
体内深く受け入れていた総司をギュッときつく締め付けたセイの圧迫に堪られず
強く食い縛った歯と共に熱い迸りをセイの体内(なか)残すと、ズルリ、と精を吐き切り萎えた
自身を引き抜いた総司は、はぁ、はぁと大きく肩で息を付きながらセイの汗ばんだ肢体を優しく伝い撫で下おろした手。
セイの足に辿り着くと内腿に手を掛けグッと左右に大きく割り開いた。
セイの女陰、自身の注ぎ込んだ精の溢れる蜜壷の上部。
赤く充血し脹れ上がったままの花芽に総司は舌に乗せた唾液を絡める様、
ピチャリと濡音を立て舐め上げ始めた。
舌の腹で撫ぜる様に優しく芽を舐め、思うままに愛撫して行く総司の所作に
「やっ!ダメっ!ダメっ…センセ…!あぅ…♥あっ、ひっ、ぁん♥」
頭を払ったセイは、ググ…と、力を込め自身の股の間。
顔を埋め執拗に花芽を舐め続ける総司の頭を押し離そうとする。
そんなセイの抵抗に、セイの手首(て)を取りのそりと顔を上げた総司の頬は紅潮し、総司の興奮を表す様。
時を惜しむ様に目線は、言葉は、セイの顔に向けられながらも指先はセイの花芽を優しく撫ぜていた。
「だって、神谷さん。此処でなければ気をやれないじゃないですか。
私の物では痛くて気持ち良くなれないのでしょう?何時も私ばかりが気持ち良いのは嫌なんです。
私だって神谷さんを気持ち良くして上げたい。神谷さんにも達して貰いたいんです。…だから、邪魔しちゃ駄目です。」
話は終わりだと言葉を切った総司は、再びセイの下肢に身を埋めるとチュと口付けた芽を今度は口内含み込み吸い上げた。
総司の柔らかな口内の感触に混じり吸い立てられる吸引の愛撫は、セイの身体に新たな刺激の波を立て、セイに快感を与えているのだろう。
もじもじと身動ぎするセイの半身の動作に合わせ、花口からは体内に残っていた総司の吐液がコポリと吐き出され、ヒクヒクと物欲しげに蠢いている。
吸引の愛撫を止めた総司が再び口内で芽を舐める行為に切り替え暫く
「あっ♥あっ♥イヤっ…。」
セイが可愛らしい喘ぎを漏らしながら頭を払った。
俄に浮き上がり揺れる腰が、セイの絶頂が近い事を伝えると総司はセイの芽を甘噛みしたーー…その瞬間、
「ひっ!やっ、あっ、…あぅっっ♥♥」
セイの身体はブルリと震え緩急を繰り返し果てを迎えた。
ビクン、ビクンと跳ねるセイの身体を掌で優しく撫で、最後に名残の口付けを花芽に贈った総司が、漸くセイの半身から顔を上げた。
「神谷さん、良かった気をやれた見たいですね。」
脱力し虚ろげな目をして自身を見詰め見上げて来るセイに、満足気に微笑んだ総司はセイの
唇(もと)、寄せた唇。
チュッと触れ合わせるだけの軽い接吻を施し、熱い視線をセイに向けると申し訳なさげに眉根を下げセイの耳元、熱い吐息を吐き掛ける様に囁いた。
「神谷さん、御免なさい…。神谷さんの色っぽい声に煽られてまた大きくなってしまいました。」
セイの上、覆い被さり熱い吐息を吐き漏らした総司は、大きくなった自身をセイの腹に擦り付け固く力を取り戻した事をセイに知らせる。
「ねぇ、神谷さん。もう一度だけ…。」
猫撫で声。甘え懇願する総司の願いに本来ならば頬を染め、コクリと頷きたい所なのだが、挿入の痛いみを考えれば如何せんセイには受け入れ難く、ブンブンと拒否を示す様に頭を払う。
だが欲望に目の色を変えている総司にはセイの拒絶も己の欲を煽るだけ。
「痛くしませんから。ちょっとだけ、擦り付けるだけにしますから…。」
閉じ合わせ抱え上げたセイの足。
出来た僅かな隙間から自身の男根を差し込んだ総司は、セイの恥部に大きくなった己を擦り付け始めた。
「…っ、は。あ♥神谷さん…、気持ちい…♥」
恍惚とした表情。一心不乱に腰を揺すり動かす総司の必死な顔に。
痛みのない性交と言う事もあり、安堵の笑みを浮かべたつもりのセイであったが、うっすらと瞳に涙を滲ませ浮かべたセイの微笑みは総司を煽る媚薬そのもの。
ゴクリと息を飲みその身を固めた総司は
「…っ!!」
声を噛み殺し、セイの笑みに見惚れる様。カァと色染めた頬。
自身の顔を掌で覆い隠し、頭を払うと唸る様に言い放った。
「ああっ、もうっ!もうっ!貴女は狡い!そんな可愛い表情(かお)をされたら、私が押さえられなくなるの知っているくせに!やっぱり駄目です、神谷さん!ちょっとだけ…絶対、痛くしませんから!善処しますから!神谷さんの膣(なか)に入れさせて下さいっ!」
言うが早いか?隙間から引き抜いた自身を手早くセイの蜜口にあてがうと、盛った男根をグッと一息にセイの中へと押し沈めて行く。
「痛(い)っ!あっ、あぁぁぁーーー!!!」
総司の挿入と共に痛みとも快楽ともつかぬ嬌声を上げたセイが、その身を捩り逃げようとするが、グッと腰を掴み自身の元へと引き戻した総司は、セイの悲痛な喘ぎに耳を塞ぐ様。
再び自身の思うままにセイを鳴かせる激しい情交を強いたのであった。

■■■

「はぁ…。また、やってしまいました。」

時は流れ、セイと会瀬を重ねた翌日。
総司は壬生村に構える屯所。自室内にて大きな溜め息を吐いていた。
セイと想いを通わせたのはもう随分と前の話(こと)。
男女の恋仲らしい育みを経て、自然と身体を繋げる間柄にまでになった二人だが、何度肌を合わせても情交の度に痛がるセイに。
痛みを訴えるセイの現状に総司は頭を悩ませていた。
自身の物は人並みだと思うのだが、未だ未だ未成熟な子供の…十五を数える年端の娘に情交を
強いるには負担なのかとセイの身体の事を考えて自重すべきかとも悩みもしたが、二十歳と言う
年若い自分には一度覚えてしまったその快楽を我慢をするのは容易ではない事を知っていた
総司は、普段は巡らせぬ頭をフル回転させては頭を抱えていた。
可愛い、可愛いセイ。
初めて女子と意識して付き合い始めた彼女だけに、眺めているだけで心満たされる事もあるのだが、二人切り。
あの可愛らしい顔(かんばせ)で迫られ様ものなら、我慢出来ずに抱き締めて抱き寄せたくなる。
あわよくば、口を吸ってその身に纏う衣服を脱がせ…恥じらう彼女を見詰め、大人の余裕と愛を囁きながら、柔らかな彼女の肌を思いきり堪能し、しっとりと濡れて柔らかくなった蜜壺に熱くそそり立った自身を差し入れて…。

「うう…抱きたい、です。あの色っぽい顔を見ながら、可愛い嬌声(こえ)を聞きながら気持ち良くなりたいです…。」
頭の中、淫らな姿で自身に身を委ね喘ぎ鳴くセイの姿を想像し、目の前の文机にゴン、ゴン、と音を鳴らし大きく額を打ち付けながら身悶える総司の半身は妄想だけで大きくなり抑えがきかない。
だがしかし、直ぐにその顔を上げるとブンブンと左右に頭を払い苦悶に眉を寄せる。
「でも、でもっ!毎回、痛いと泣いてるじゃないですかっ!あの娘(こ)の身体も気遣ってやらなくちゃ可哀想です!だけど…だけど…、あの娘(こ)の顔を見ていると可愛くて、可愛くて堪らなくなって…。
うう…っ、我慢出来ないんです。抱きたいんですぅぅ…。」
悲痛な叫びを吐露しながら、再び自身の葛藤を文机にぶつける様に額を打ち付ける総司の行動に、何時の間に自身の背後に立って居たのだろう?
藤堂が恐々と声を掛けて来た。
「えっと…、総司。大丈夫?何か悩み事?俺で良ければ聞いて上げようか?」
「…っ!うぁ!藤堂さん!?」
心配げに問い掛けられた藤堂の声に、言葉とは裏腹。
大きくなった下半身をその手に隠し、カァと頬を色染め涙する総司に、藤堂は何もかも理解(わか)っているからと総司の肩をポンポンと優しく叩き宥めてやったのだった。


【中編に続く…。】



短っ!しかも中途半端で済みません。(汗)タイトルなくて済みません。(大汗)
タイトルは…うん。ネタバレになりそうなので書き上がったら改めて付けますね。

…と言う事で。優月、最近のトレンディは二十歳な総司さんと十五歳なセイちゃんなのです!
当時の十五歳は数え歳ですから、現行、今の年齢なら十三~十四歳って事でしょう?
幼い身体に無体を強いる青年…。(生唾)
無理しちゃいけないと分かっていても、セイちゃんが大好きで大好きで可愛くて堪らなくて我慢出来ない!!…と言う総司さんが私目の中で妙にツボで、二十歳総司さん・十五歳セイちゃんのお話は書きたいモノが沢山あるんですよね。
「恋唄」しかり「鬼子(おにご)の嫁」も一応、二十歳総司さん・十五歳セイちゃん設定ですが、
一番セイちゃんを溺愛して、溺愛し過ぎて頭悩ます総司さんは、きっとこのお話の総司さんがダントツでしょう。(笑)
「はは、せいぜい悩めば良いさ…」と、作者は高見の見物をしながら…。
こんな駄目総司さんも愛おしいと思って頂けたら本望です。(笑)

前・中・後すべて揃ったら一本化して、短編に移動させられればと思っておりますが、何時、完結するんだろうね…?この話し。
「恋唄」・「鬼子の嫁」同様、気長に完結をお待ち頂ければ幸いです♪

では、ご閲覧頂きまして、誠に有難うございました!

関連記事
スポンサーサイト


総もくじ 3kaku_s_L.png 長編小説
総もくじ 3kaku_s_L.png 中編小説
もくじ  3kaku_s_L.png はじめに
総もくじ  3kaku_s_L.png 長編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png 中編小説
もくじ  3kaku_s_L.png 短編小説
もくじ  3kaku_s_L.png 展示物
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png 同人
もくじ  3kaku_s_L.png 雑記
もくじ  3kaku_s_L.png リンク
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png アンソロ企画
  • 【鬼子の嫁 1】へ
  • 【帰って来ましたとお知らせしつつ、また暫くお暇させて頂きますと言うお話です。】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【鬼子の嫁 1】へ
  • 【帰って来ましたとお知らせしつつ、また暫くお暇させて頂きますと言うお話です。】へ